『ジェイクと海のなかまたち』
『ジェイクと海のなかまたち』
JAKE IN THE OCEAN
〜葉祥明~
先日の投稿でお話しました、
絵本を少しだけご紹介いたします。
絵本、最初のページをめくると
作者、「葉祥明の言葉」が書かれています。
生命(いのち)あるものすべての故郷(ふるさと)
母なる海へ 感謝をこめて・・・
In appreciation of the ocean - the mother of all life.
海を語ることは、自分を語ること。
海を知ることは、自分を知ること。
To talk about the ocean is to talk about yourself.
To know about the ocean is to know about yourself.
『ジェイクとイルカの会話
どんなにたくさんの生きものが
海に住んでいるか、人間たちに教えてあげて。
人間たちがいろんなものを海に捨てたり、流したりすると
海のなかまが生きてゆけなくなるって。
これは、とても大切なことなんだ。』
ジェイクは、他にも海で生活している生きものたちから
人間の困った話を聞いていきます。
私は、
海外は楽しむこと100%で行ったことはなく、
仕事でほんの数回ほどです。
現地に着くと仕事なので、食事もルームサービスか、
近くのデパートのフードコートかテイクアウトで済ませて、
夜は翌日の仕事の準備、せっかくの海外でも日本と同じです。
それでも、凄い、きれい、良かった。
と想い出に残っているのは、
移動中、空の上から海の色が変わっていく様。
成田を出て沖縄手前から海の色が透明に透けて
真っ青になりました。
そこからさらに南へ南へ
海の色も次から次へと変化していくのには感動しました。
一日だけOffをいただいたので、
地下鉄やタクシーを利用して観光もしましたが、
一番の良い想い出は、やっぱり「海の色」です。
もう何年も前から海洋汚染が言われ続けていますが、
何の改善もされていないと感じています。
「マイクロプラスチック問題」も言葉は耳にしても
きっと誰かが何かしてくれると人任せ…
海の中のことで
陸の人間の生活には
関係ないと軽視しているようにも感じます。
「マイクロプラスチック」
一番困た物は、歯磨きや化粧品(洗顔)などに使われている
マイクロビーズとよばれているもの、
目で確認できないものもあります。
真っ白い歯になりたいから、
顔の毛穴の汚れを根こそぎきれいにしたいから、
毎日排水溝から流されていくマイクロビーズはいつか海に。
そして…
そう、
私たちはそれを食して自分の体に溜め込んでいます。
体に入ったら排泄できないものです。
漠然と社会へ、また製造販売側に責任転嫁するのではなくて、
それを選んでいるのは一人一人です。
今、何を守るべきなのか、
何を守れば自分を守ることへ繋がっているのかと
そして、未来を守るのか
気付いてほしいと願っています。
写真向って左側がジェイク
海の中を案内してくれた黄色い熱帯魚
ジェイクが最初にインタビューしたイルカさん
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